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『・・・だから…なんでそっちが…

もう謝るなよ…ってか・・・謝るなよ

なんか余計にさ…すげぇ惨めじゃねぇ？』






『・・・だって』







『ふふ・・・ホント変わってねぇな？

人が良くて・・・クソ真面目でさ

片瀬…お前ってホント・・・』







『・・・』







『そういうとこが…好きだった』







『千葉くん・・・』







千葉くんの声のトーンが変わった


どこか・・・穏やかになった






『気にしてない、気にしてないって
…少しは気にしろよ(笑)色んな意味でさ？

そういうお人好しなとこ心配になるぜ？
まぁ…余計なお世話だろうけどさ

普通…怒るなり、キレるなりして
許したりしねぇっての(笑)』






だって・・・それは






『それは…千葉くんこそ・・・
やっぱり変わってないって思うから』







千葉くんは…やっぱり

私の知ってる

優しい千葉くんだったと思うから







『出来るならこの先…これからこそ

お互いの…まだ知らない
色んな所を知っていきたいって思うから

だから・・・連絡したの』





『片瀬・・・？』





『だけど…そんな

自分に都合の良い…勝手なこと…

ムシの良いことは…言えないから』







少なからず相手の心を傷つけて

私だけ…これからも友達でいたい、なんて

そんな勝手なことは言えない






『だけど私は…本音は

もし…千葉くんが良いなら
この先も・・・お互い助け合ったり

私は…アリサ達や千葉くんに
恩返ししていきたい

みんな…大切な
友達だから・・・』






『・・・片瀬』






『～～～～…』







『ありがと・・・片瀬』







千葉くんの答え・・・


その声が穏やかだったから


私は…少し泣きそうでした