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Best name ~ 追憶 ~

第10章 私の家族

『ジュディ(汗)外人タレントみたいな
アホな日本語やめんかい!』




顔を真っ赤にするのは
家庭人となったカイト(笑)




『NO!!ワタシ ニホンゴ ハナセルネ

カイトノ マネ シテ ガンバッタダロウ?!

アイル ト ベィビィ ト オハナシ スルノタメ』




『ア…アホ…!!!

どこの誰が教えたら…そないなんねん!?』





『ワタシハ ニホンデ クラスタメ

カイトノマネ イロイロ オボエタネ~

「アホンダラ」「ボケ」「ナンデヤネン」

「ロケットオッパイ」「コマネチ」「パンチラ」

ムズカシイ ニホンゴ ワカルダヨ

カイトガ パパ ママ ト ハナスノ

ガンバッテ キイタヨ ワタシハ!

モンク イッテるデ ネェダヨ カイト!』





『や…やめんかいっ・・・アホ!!』





『・・・~~っ・・・ふふ』


『ぷ・・・ふふ・・・ははははっ』






『じゅ…ジュディ…悪かった

とりあえず日本語はやめぇ?な?(笑)』





『Hi JUDY…I'm RYOKI

well…*#~when arrived Japan?…*※#*~』





『リョウキ?』




『・・・ごめん、ちと限界だ(笑)』




『リョウキやるやん♪助かったでぇ(笑)』





その外国人タレント顔負けの日本語が

ツボにハマってしまったらしく

笑いをこらえ・・・きれなくなって(?)

リョウキはジュディと英語で話しはじめた





リョウキって…自分から

表立って何が出来るとか言わないから



そう言えば…と思いつつ

初めて見たリョウキのまた別の一面


私は・・・ちょっと

ぼんやりと見とれてしまいました



だって・・・だって・・・

ちょっとかっこよかったんだもの






『#*※&*~baby~ AIRU?』




『え・・・?ぁ、~リョウキ…何て?』




『ふふ・・・赤ちゃん触って良いか?ってさ』






『ふふっ・・・もちろん!どうぞ』






『Ah・・・〃ANGELS〃・・・』




ジュディはいとおしそうに
双子をやさしく撫でて微笑んだ









赤ちゃんのパワーって…すごいね



色んな人を強くして

やさしくして

色んな幸せを引き寄せて

色んな絆を結んでいくの

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