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Best name ~ 追憶 ~

第10章 私の家族

『ははは、カイト?
噂に聞いてはいたけどお前も
隅に置けないなぁ・・・(笑)』


『ゃ…やかましわ!』


キレイな奥さんを連れてきたカイトを
リョウキはたっぷりにいじっていました




『~Hey…KAITO? What's meaning……here』



『Ah…・・・meaning of・・・』




覚えた日本語(?)を指折り数えて
披露してくれるも

漢字の読めないジュディは(笑)
私の横に置いてある色紙を差して
カイトに聞いている




〃命名〃・・・と書かれた色紙を




『カイト…ジュディは何て?』


『赤ん坊の名前…なんて書いてあるんて』






達筆なリョウキの

力強い書体で書かれた

赤ちゃんの名前


(リョウキは実は、字も上手なんです)






『Wow…!~feel many bonds※#**&!!

many soul ~※*# many love @*&*life

It's best name・・・』




カイトに答えを聞いたジュディは
目をキラキラさせて何か言っていた




『カイト・・・なんて?』











『ふふ・・・〃絆〃のある

パパとママの愛情のこもった

〃命のバトン〃みたいな

〃最高の名前〃や・・・って』







ジュディの…カイトの言葉に

私とリョウキは思わず

見つめ合ってしまいました









私とリョウキで…考えてつけた

赤ちゃんの名前







そうだ・・・リョウキは





バタバタで忙しかったからか

それとも・・・照れくさかったのかな

紹介しなかったみたい






なので・・・私から紹介します

















長男・・・『永遠(エイト)』



長女・・・『愛希(アイキ)』











私とリョウキの・・・宝もの

男の子と女の子の

可愛い双子の天使です






新しく私の家族となった二人





この命が・・・みんなを繋いで

たくさんの

新しい幸せを呼んできてくれた




私とリョウキは今

そんなふうに繋がって

大きくなった



誰一人欠けても成り立たない

そんな〃大きなチーム〃のように



みんなと共に生きています

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