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もし嵐が一般女性と普通の恋愛をしたら

第2章 櫻井翔の事情①

他のメンバーは分からないが
少なくとも俺にはやっておきたいことが
あった。

今日は年明けの1月4日。

いい頃合いだろうと
近所のコンビニへと向かう。

自宅の冷蔵庫は飲料水で
溢れ返っているというのに。

目的はただひとつに過ぎない。

彼女に会うためだ。

半年ほど前
このマンションに越してきた俺は
最寄りのコンビニに勤めている
【はすい】という平仮名の
ネームプレートを提げた女性に
一目惚れをしてしまった。

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