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もし嵐が一般女性と普通の恋愛をしたら

第18章 相葉雅紀の事情②

遠方に一筋の光が見えた。

浅井もそれに気付いたようで
俺の手を更に強い力で握る。

「浅井。走れる?」
「ぅん。相葉こそ私に着いてこれるの?」

浅井は中学校では陸上部に所属していた。

「任せろ」

手を取り合い、その光に向かって
猛ダッシュした。

徐々に建物の形が明確化されていく。

そして決死の想いで辿り着いた先は……

「……これって」
「……だね」


【ホテル山小屋】


……ラブホだった。

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