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もし嵐が一般女性と普通の恋愛をしたら

第24章 浅井久美34歳(タクシードライバー)③

「あれ?直った?」
「そうみたい」

裸で抱き合う必要が無くなるほど
部屋は次第に暖かくなっていく。

だけど相葉も私も離れようとはせず
力は緩んではいるものの抱き合っていた。

「浅井。告白してもいい?」
「なにそれ」

相葉の胸元から顔を上げられずにいると
高鳴っていく心臓音が伝わってきた。

「顔上げて。お願い」

私の心臓までもが高鳴ってきた。

恐る恐る相葉を見上げた。

「好きだよ」

唇が重なった。

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