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もし嵐が一般女性と普通の恋愛をしたら

第24章 浅井久美34歳(タクシードライバー)③

「浅井の身体って……」
「ちょッ……変なこと言わないでよ」

それでなくてもこのシチュエーション。

「華奢だね。守ってあげたくなる」
「今も相葉に守られてるよ」

自分で口にしておきながら……

私らしくない。

「浅井にそう言われると嬉しい」
「そ……そう?」
「だって好きな子に言われたんだよ」

なに……この甘い雰囲気……

いつだって男扱いされてきた私。

慣れてないよ。

『グォォォォンッ……』

空調が再び唸り始めた。

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