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もし嵐が一般女性と普通の恋愛をしたら

第6章 二宮和也の事情①

で……ゲームの数時間後。

キャップにマスクという
軽い変装をしている俺は
都内某所に佇むマンションの前で
突っ立っている。

本当に来ちゃった。

だってあっさり住所教えてくれたし。

よしッ。行ったるかッ。

自動ドアが開くとエントランスには
ガードマンが二人立っていて
ロビーの天井に設置してある
監視カメラが自動的に
俺の方へと向けられた。

撮られることには慣れているけど。

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