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もし嵐が一般女性と普通の恋愛をしたら

第6章 二宮和也の事情①

で、次の自動ドアはオートロックか。

それにしてもセキュリティ凄すぎ。

一応はアイドルの俺のマンションを
上回るほどの徹底された防犯。

教えられた部屋番号【601】を押す。

『はい』

インターホン越しに初めて聞く
モモコの声は幼かった。

「嵐の二宮でーす」
『はいはい』

俺は未だキャップもマスクも外さない。

きっとインターホンで俺の顔を
見ているだろうから。

オートロックが解除され
ロビーにあるエレベーターに乗った。

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