TIME is MONEY
第1章 scene Ⅰ
完全に力が入らなくなった
指1本、まともに動かせない
ジーンズのトップボタンが外され、雅紀の手が下着の中に入って勃ち上がったソコを外気に晒す
「もう…濡れてんじゃん」
言われなくたって分かってる
下着の濡れた感触と、外気に晒された時に纏わりついた空気で
そんなのは思い知らされてる
「やだ…、ね…、やめ、よ…?」
羞恥と恐怖で涙が止まらない
雅紀を宥めるように、上がる息の合間にお願いしてみたけど
「嫌だね」
「んあ…っ」
笑いながらソコを指で弾かれて、腰が跳ねる
「優しくしてやろうと思ったのに」
根元を輪っかを作って2本の指で握った
「…お前があんな事するから」
それをゆるゆると動かして、もどかしい刺激を与え始める
「…っ」
キツく唇を噛み締めた
完全に勃ってるソコにその刺激は足りなさすぎてツラくて
唇を開いたら、変な事を口走りそうでヤバい
「だから予定変更、…恨むなら自分を恨みな」
ぺろりと自分の唇を舐める仕草に、俺の心臓がドクンと鳴った
男の色気、と言うか
雅紀から漂う雄の匂いに、目が離せなくなった
何だよこれ…
俺、どうなっちゃうの?