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MITO

第3章 特別割り込みストーリー

 水戸さんは、光速で頷いた。


「本当にわかってるのかしら……私は、水戸として、あなたのバトンをこの世界で受けます。ご苦労様でした」


『く゚た^ば゚れ゙(いえいえ、どうも)』


「なんでしょう。力いっぱい首を絞めてさしあげたいわ……あの、そのままセグウェイで、あの方向に……あ、行っちゃった……話を最後まで聞けよ」


 水戸さんは、緑色の光がある場所に目指し、セグウェイに乗って向かって行った。


 木戸は水戸さんになりきるため、言葉の練習をはじめた。


「あ、あ、ま……ま、ばぁ……まぶぁわば、ぶゎば、ま!! んまべぁ……なんて発音すればいいのかしら?」






「……で、ありますから、家政士の資格をぜひ、取得をしていただきまして」


『?』


 ここは、講習会の会場だった。


 水戸さんは、居眠りから覚めた。


(いけない、まだ講習会の真っ最中だったんだ。ちゃんと聞いておかなきゃ……)


 だが……


「ZZZZZZzzzz……」


 起きているのは、講師と自分だけだった。





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