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君を好きにならない

第6章 アイツ



アイツは
高校の同級生で
いつもつるんでた仲間の1人だった


高校を卒業すると
違う大学に進学したせいで
疎遠になり
ほとんど会うことはなかったけど


俺は


アイツのことが
ずっと好きだった。



そんなアイツに
ばったり再会したのは
就職して三年くらい経った頃


仕事の打ち合わせ先で
偶然の再会だった


意気投合した俺達は
しょっちゅう
飲みに行くようになり
俺とアイツの距離は
どんどん縮まっていった


それからアイツは
ココにも
よく泊まりに来るようになったんだけど


そんな矢先


アイツの会社が
倒産したんだ


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