テキストサイズ

君を好きにならない

第6章 アイツ


アイツは
なかなか次の就職先が
見つからず
収入の無い生活が続いた


それで
アイツは
ココに転がり込んできたんだ


俺はもちろん
大歓迎だった


ずっとアイツのことが
好きだったから。




しばらくして
アイツに仕事が見つかったけど
その仕事は
なかなかバードな仕事で
アイツはいつも
忙しくしていた


おかげで
収入は安定したが
新しく部屋を探す時間もなく

それに

俺達は2人とも
ココの生活が気に入っていて

俺からも
アイツからも

ココから出て行くという
話は全く出てこなかった


楽しくやってたんだ


アイツと。



2人の生活は
俺にとって
最高だったんだ






あの日までは。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ