君を好きにならない
第1章 へぇ〜 平塚真琴さんって 真琴くんだったんだ〜
…翌週…
たった2日なのに
なんだか
長く感じる週末を過ごし
週明け
打ち合わせのために
俺はまた
真琴の部屋に来ている
慣れた感じで
玄関で靴を脱ぐと
こたつに辿り着く前に通る
小さなキッチンを横目に
俺は
丸見えのゴミ箱をチェックした
そのあと
何故だか
相変わらずマズい
コーヒーを飲まされながら
目の前の真琴を観察した
真琴は
コーヒーに大量の砂糖と牛乳を入れ
それはもはや
コーヒーではないヤツを
うまそうに飲んでいる
てかまたなんで
ココで打ち合わせなのか
っつー疑問は
まだ解決していない
まぁ
薄々感づいてるが
あえて
口には出していない
てかそれよりも
俺は
あることが気になって
仕方がない
まず
こいつは
どこで寝てんだ?
ベッドがないのに
この部屋には
小さな収納しかない
どこかに布団が
隠されているとは
思えないのだ
それから
こいつは
何を食って生きてんだ?
キッチンは
ほとんど使ってねーみたいだし
ゴミ箱にも
ほとんど何も入ってない
しかも
痩せてる。
「真琴」
「はい」
「お前さ
こたつで寝てんのか?」
「っ…」
なるほど。
「昨日の夜、何食った?」
「か…から揚げ」
「今日見せてもらうことになってる
人物設定できてるか?」
「あっ、そ、それなんですけど
あの…」
「わかった
俺ちょっと出かけてくるから
続きやっとけ」
「え?」
「そーだな…
二時間待ってやるから
自分なりに完成させとけ」
「…わ、分かりました」
ふっ(笑)
ポカンとした
顔しやがって
ほんと
たまんねぇ
たった2日なのに
なんだか
長く感じる週末を過ごし
週明け
打ち合わせのために
俺はまた
真琴の部屋に来ている
慣れた感じで
玄関で靴を脱ぐと
こたつに辿り着く前に通る
小さなキッチンを横目に
俺は
丸見えのゴミ箱をチェックした
そのあと
何故だか
相変わらずマズい
コーヒーを飲まされながら
目の前の真琴を観察した
真琴は
コーヒーに大量の砂糖と牛乳を入れ
それはもはや
コーヒーではないヤツを
うまそうに飲んでいる
てかまたなんで
ココで打ち合わせなのか
っつー疑問は
まだ解決していない
まぁ
薄々感づいてるが
あえて
口には出していない
てかそれよりも
俺は
あることが気になって
仕方がない
まず
こいつは
どこで寝てんだ?
ベッドがないのに
この部屋には
小さな収納しかない
どこかに布団が
隠されているとは
思えないのだ
それから
こいつは
何を食って生きてんだ?
キッチンは
ほとんど使ってねーみたいだし
ゴミ箱にも
ほとんど何も入ってない
しかも
痩せてる。
「真琴」
「はい」
「お前さ
こたつで寝てんのか?」
「っ…」
なるほど。
「昨日の夜、何食った?」
「か…から揚げ」
「今日見せてもらうことになってる
人物設定できてるか?」
「あっ、そ、それなんですけど
あの…」
「わかった
俺ちょっと出かけてくるから
続きやっとけ」
「え?」
「そーだな…
二時間待ってやるから
自分なりに完成させとけ」
「…わ、分かりました」
ふっ(笑)
ポカンとした
顔しやがって
ほんと
たまんねぇ