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君を好きにならない

第7章 攻められました


Side 司


「帰ったぞー
腹減ったー
死ぬーー」


リビングに入ると
真琴は
テーブルに
焼きそばを並べてる所だった


「お帰りなさい」


「おぅ
ん?お前も食うのか?」


テーブルの上には
二人分の焼きそばが
並んでたんだ


「はい、僕も今から」


「遅いじゃねーか」


「あー…
なんか気持ち悪くて
ずっと食べられなくて
やっとなんか
食欲でてきたんで」


「二日酔いか?(笑)」


「多分(笑)」


それくらい酔ってたなら
覚えてねーよな?


「そんなに酔ってたのか?」


「…みたいで
なんか…すみません

僕、あんま
記憶なくて(苦笑)」



「かまわねーよ

そんな時もあるさ」


むしろ

それでいい


「今日も飲むか?」


飲めば

お前が酔えば
また……


「いや、今日はやめときます」


そう言って笑う真琴が




たまらなく

可愛いと思った

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