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隣は空席のまま…

第5章 敗北者に優しくない世界



話終わり



沈黙が続いたがホタルが立上がり…暖かいお茶を入れてくれた





「バカな女ね――――…ほんと、あんたは」




そう言って……震えていた私の手を大きな手で包んでくれた




「――――仕事…どうしよう……アパート…どうしよう」


















「そうね………ここに住む?」






私は「は?」と、ホタルを見て笑った




「女と同棲なんてしゃくだけど……ここは…ワタシには広いしね」




「―――いいの?」





ホタルは、頷いてくれた――――――――…





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