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隣は空席のまま…

第10章 壁の大きさ小さ


流されて――――…



受け入れて――――…



捨てられる――――…





捨てられても…文句すら言わなかった…




泣いて…喚いて…彼らに嫌われたくなかった…





いい女…って、言われたかった





別れても…なお…



彼らの記憶に…“いい女”で居座りたかった












バカだな――――…本当にバカな女




結局…




誰も私を選ばなかった






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