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隣は空席のまま…

第1章 嘘つきの魅力


“愛してるよ”


“彩芽だけだよ”



“僕には…君しかいない”





そう私に囁いていた彼が…



…新入社員の若い子と――――…



結婚をした…







解ってた―――――――…




彼が…あの子と付き合っていたのは…



でも…別れられなかった…



いつか…あの子と別れて…




私と一緒になるのでは……と、







バカな考えが頭を支配して…



都合のいい女になっていた―――――…




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