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隣は空席のまま…

第13章 小さな壁とハードル


「いいの?ホタル…」


「だって、勇ちゃんは私の子よ?私が産んで育てたいくらいなんだから!」



ホタルは自分のペッタンコのお腹に手を当てて私にウィンクした



「――――ありがとう…助かる」




「そうと決まれば!私は男らしくしないと…ダメよね?!」



ハハハ…多分バレそうだけど…



「頑張れる範囲内でいいから…」




男らしく胸を張るホタルに少しだけ肩の荷が軽くなるのを感じた――――…




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