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隣は空席のまま…

第2章 冷めたコーヒーを…



「ツグミじゃ…無い……奥さん…だ…」




彼の…顔が…みるみる青ざめて行くのが解った―…




あぁ…



バレた――――…修羅場になるだろうか…



彼とは…もう、会えなくなるのだろうか…





それとも彼は…




私を選んでくれるだろうか…





私は、服を着た彼を寝室に残し―…








玄関の扉を開けた――…










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