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隣は空席のまま…

第2章 冷めたコーヒーを…



「―――いらっしゃい…」



店に入ると…



相変わらず狭い店で―…



あと日の…まま…





客は…誰もいなくて――…



少しだけ…ホッとした―――――…





「子ネズミさん…お一人?」




私は、頷き…カウンターに座った…




マスターは、私の服装や…雰囲気から…何かを察したのか――…



「―――お酒って気分…じゃ…無さそうだね…」





と、優しく笑いかけてくれた―…











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