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隣は空席のまま…

第5章 敗北者に優しくない世界



休み明け…


会社に行くと――――…皆の視線が…



違和感として感じられた…





席に着く間もなく――――――――…




私は、上司に呼ばれ…会議室に通された





「蔵主さん――――…いいかな?」









「――――――はい…」






何か大きな失敗をしたのか――――…



私は、自分の仕事の内容を振り返った――――…




だが、会計の事務職――――…



営業や企画部のように…大事になる仕事は任されていない気がするのだが…




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