
樺恋
第5章 さよなら。
「…いってきます……」
ガラガラ
『お♪ゆずりん♪来たぁ!!☆奎汰ー!!あなたの彼女さん来たよーっ☆』
『おぅ!!柚瑠か♪』
『コラ!!こそ!!←うるさい。授業中だぞ。盛り上がるんでない。松田は、早く席に着け。』
怒られて、
へこたけるわけないのが
有莉だ。
『ゆずりん♪こっちこっち←』
ん??なんだろ…有莉に呼ばれてる…
……コソコソコソ……
なるほどね…授業をサボると…
「わかったぁ♪」
『コラ!!だから、うるさいんだ←静かにしろ!!』
☆作戦開始っ☆
『あっイテテテテ…痛い…う゛』
有莉、演技うまっ←
「有莉!?だ、だいじょーぶ??やばいかも!?」
棒読みになっちゃったけど…
『柚瑠…痛いよぉ!!あ゛…』
「せ、せんせー!!やばいですっ!!保健室連れていってあげなきゃですぅよ!!」
ふふ。先生 慌ててる!!
『おぉ!!松田!!連れていってやれ!!早くしろよ!!大丈夫か?』
『う゛う゛…』
「せんせー!!行ってきますっ」
ガラガラ…
「『やっほーい☆作戦成功♪』」
「てゆーか、有莉 演技うま過ぎだって!!」
『まーね♪将来の夢は女優だから☆』
「えぇー!?まぢで!?初耳っΣ」
『うっそーん♪女優になるわけないし!!ってかさ、柚瑠ゎちょー棒読み!!バレるかと思ったけど、あの先生バカだからねw』
「『プッ♪プハハハ!!☆』」
