
リアル
第2章 2
やっちゃんが驚いた表情をしてこちらを見ている
ー心臓が止まりそうだー
やっちゃんの唇が動く
私も好きだよ。
今日も送ってくれてありがとう!じゃあ。また今度ね!
やっちゃんはにっこりと笑って言った
やっちゃんの笑顔を見て安心したゆうは
うん!また!と言い嬉しさのあまり、自分の家までの道を走った
夜の公園の中を入ると
やったー‼︎
と叫んで飛び上がった
やっちゃんの言葉と行動、表情を何度か思い返してやっと立ち止まった
…ひょっとして
友達としての。
好き…?
って事?
あまりにもさらっと言い過ぎて、伝わらなかった?
そうだ、やっちゃんはノンケだ。告白が、付き合いたいと思う気持ちと結びつく訳がない…
そりゃあ、そうか。
ハハハ…
…はぁ
ゆうは肩を落とした
やっちゃんがエレベーターを降りると部屋の前で立ち止まって呼吸を整える
ただいま。
玄関を開けて小さく声を出す、左手にある部屋のドアが少しだけ開く
遅くなってごめんなさい。
ドアがバン‼︎と強く音をだして閉まる
聞こえないように小さくため息をついて玄関を上がって洗濯室に行く
洗濯室の床は脱ぎ捨てられた服で散らかっている
服を拾い上げ、洗濯機に入れようとすると後ろから背中を強く押され前に突き飛ばされた
洗面台で額を打った
痛…
何が、痛!だ!
ふざけるな!俺の物だけ洗濯しないで、置いておいたくせに!
やっちゃんの胸ぐらを掴み、強引に持ち上げる
やめて!
やっちゃんは恐怖のあまり旦那のケンゴの顔を見れず目をつむった
いつものように殴られると思い、顔を両手で覆った
その仕草に腹を立て、やっちゃんの体を床へ投げ付けた
誰のおかげで飯が食えてると思ってるんだ!
床に這いつくばり、恐怖の余りうずくまる
ごめんなさい!
繰り返し謝るやっちゃんのお腹を何分も蹴り続けた
ー心臓が止まりそうだー
やっちゃんの唇が動く
私も好きだよ。
今日も送ってくれてありがとう!じゃあ。また今度ね!
やっちゃんはにっこりと笑って言った
やっちゃんの笑顔を見て安心したゆうは
うん!また!と言い嬉しさのあまり、自分の家までの道を走った
夜の公園の中を入ると
やったー‼︎
と叫んで飛び上がった
やっちゃんの言葉と行動、表情を何度か思い返してやっと立ち止まった
…ひょっとして
友達としての。
好き…?
って事?
あまりにもさらっと言い過ぎて、伝わらなかった?
そうだ、やっちゃんはノンケだ。告白が、付き合いたいと思う気持ちと結びつく訳がない…
そりゃあ、そうか。
ハハハ…
…はぁ
ゆうは肩を落とした
やっちゃんがエレベーターを降りると部屋の前で立ち止まって呼吸を整える
ただいま。
玄関を開けて小さく声を出す、左手にある部屋のドアが少しだけ開く
遅くなってごめんなさい。
ドアがバン‼︎と強く音をだして閉まる
聞こえないように小さくため息をついて玄関を上がって洗濯室に行く
洗濯室の床は脱ぎ捨てられた服で散らかっている
服を拾い上げ、洗濯機に入れようとすると後ろから背中を強く押され前に突き飛ばされた
洗面台で額を打った
痛…
何が、痛!だ!
ふざけるな!俺の物だけ洗濯しないで、置いておいたくせに!
やっちゃんの胸ぐらを掴み、強引に持ち上げる
やめて!
やっちゃんは恐怖のあまり旦那のケンゴの顔を見れず目をつむった
いつものように殴られると思い、顔を両手で覆った
その仕草に腹を立て、やっちゃんの体を床へ投げ付けた
誰のおかげで飯が食えてると思ってるんだ!
床に這いつくばり、恐怖の余りうずくまる
ごめんなさい!
繰り返し謝るやっちゃんのお腹を何分も蹴り続けた
