
青鬼の怪~あなたは、これを信じますか?~
第2章 二つ目の悪夢
何と、私の視線の先に佇んでいたのは、白衣を着た青鬼だった。
青く染まった般若か゜白衣をまとって立っている。
あってはならない、いや、現実には、あるはずのないことであった。
「いやー」
私は絶叫した。
もう、止めて欲しい。
私が何をしたというのか。ただ、妹が勝手に青鬼の画像を送ってきただけなのに。
叫びながら、私はまたしても自分の意識が奈落の底に落ちてゆくのを自覚していた。
眼を開けた時、私はやはり、自分の部屋のベッドの上だった。2日前の夜と違うのは、妹がいかにも心配そうな顔で私を真上からのぞき込んでいたことだ。
「大丈夫? 何だか凄く、うなされていたみたいだけど」
妹いわく、隣の部屋から叫び声が聞こえてきたので、慌てて駆けつけたらしい。
青く染まった般若か゜白衣をまとって立っている。
あってはならない、いや、現実には、あるはずのないことであった。
「いやー」
私は絶叫した。
もう、止めて欲しい。
私が何をしたというのか。ただ、妹が勝手に青鬼の画像を送ってきただけなのに。
叫びながら、私はまたしても自分の意識が奈落の底に落ちてゆくのを自覚していた。
眼を開けた時、私はやはり、自分の部屋のベッドの上だった。2日前の夜と違うのは、妹がいかにも心配そうな顔で私を真上からのぞき込んでいたことだ。
「大丈夫? 何だか凄く、うなされていたみたいだけど」
妹いわく、隣の部屋から叫び声が聞こえてきたので、慌てて駆けつけたらしい。
