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僕の専属執事は10歳年上

第6章 ~エピローグ~

僕は本屋の店員に。

ロークは料理教室に通いつつ、格闘技の道場の講師に。

所太郎は、森林なでで修行しつつ喫茶店の店員に。

茶羅は、ボクシングの練習しつつ銭湯の店員になって、皆それぞれ頑張っている。

◇ロークハウス1階・玄関◇

「それじゃあ、所太郎と茶羅」

「行って来るよ」

いつも、僕とロークが先に家を出て、所太郎と茶羅が最後に家を出る形だ。

「泉、ロークさん」

「行ってらっしゃい」

僕とロークは、所太郎と茶羅に見送られながら家を出た。

◇道中◇

「そう言えば、来週はロークの誕生日だね」

「今年は、何をプレゼントしてくれるんだ?」

今年の、ロークの誕生日プレゼントはもう決めてある。

「内緒だよ」

「了解」

ちなみに、今年の誕生日プレゼントは婚約指輪代わりになる指輪。

「ローク、愛してるよ」

「あぁ、俺も泉を愛してるよ」

僕達は今日も、幸せな日常を送る。

これからもずっと、幸せな日常を。

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