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風俗課に配属されました

第20章 斗真社長を忘れる

「あッ……あの……」

橋本が二日酔いで爆睡していることを
しどろもどろに説明した。

「なるほどね。ま、いいか。こうして
若菜と二人きりになれたことだし」

斗真社長に隣に座るよう促され
遠慮気味に間隔を空けて座った。

「こっちおいで」

斗真社長が自分の太腿をポンポンと叩く。

「あの……どっち向きで……ですか?」
「こっち向きで」

身体がフワッと持ち上がり
斗真社長と向き合うように座らされた。

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