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風俗課に配属されました

第36章 史上最低の同僚 後編

「あらぁ。中央線なら同じ沿線じゃない。
いつでも遊びにいらっしゃい」

お母さん……イケメンに弱ッ。

五十嵐さんとデートをして
家まで送ってくれたという話に
なっているんですけど。

ちょっとでも私が否定しようもんなら
リビングのソファーで隣に座る五十嵐さんに
お尻をつねられる始末。

そして「仕事と不倫チクッちゃうよ」と
耳元で囁かれる。

「お母さん。そろそろ五十嵐さんに
私の部屋を見せてあげたいんだけど」

このままリビングで五十嵐さんに喋らせたら
何を告げ口されるか分かったもんじゃない。

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