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風俗課に配属されました

第36章 史上最低の同僚 後編

「つまり南課長と奥さんは現役ってこと。
今夜も6人目作っちゃってるかも」
「……だから何が言いたいんです?」

私を陥れて五十嵐さんに何の得が
あるというのか。

「野球チームでも作るのかなって」

五十嵐さんは、いけしゃあしゃあと
喋ってはいるものの
掴んだ私の腕を離してはくれない。

「大声出しますよ。不倫も仕事も
チクりたければ御自由にどうぞ」

この空間に耐えられない。

不倫を面白可笑しくからかわれ
それをネタにゆすられて……

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