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風俗課に配属されました

第37章 五十嵐歩の恋愛事情①

居酒屋の影に隠れて
二人が出てくるのを待っていた。

やっと居酒屋から出てきた二人は
恋人繋ぎをしている。

これからホテルにでも行くんだなと思い
それでも後をつけていると
南課長の電話が鳴り
程なくして二人は別れた。

寂しそうな表情で南課長を見送る
佐々木若菜。

ここで俺が優しい言葉でも
掛けようもんなら
即、惚れるんだろうな。

だが、それではつまらない。

予め調べていた佐々木若菜の自宅へ
タクシーで先回りをした。

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