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風俗課に配属されました

第37章 五十嵐歩の恋愛事情①

佐々木若菜は、からかい甲斐があり
俺の言葉に一喜一憂する様が面白可笑しく
つい自宅に長居してしまった。

エッチな顔が堪らなく可愛く
それが苛めたくなる要因になり
イク寸前で愛撫をやめてしまった。

ちょっと勿体無かったし
可哀想な気もしたが
最低最悪な男という印象を
佐々木若菜に位置付けられただろう。

好かれてしまったらいつかは冷める。

嫌われるというのは
いつまでも相手の印象に残る。

佐々木若菜の脳裏に俺という存在を
焼き付けるという意味では
好かれるのも嫌われるのも
結局は同じことである。

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