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風俗課に配属されました

第37章 五十嵐歩の恋愛事情①

妙子には風俗課異動を知らせていないし
知らせるつもりもない。

社内で行われることであれば
GPSで居所が知れても
怪しまれることは無い。

金も使わなければ帰宅時間も通常。

誰にも気兼ねなく欲求を満たせる。

それであれば妙子との関係を
このまま継続してもいいと
思っていたのに……

佐々木若菜と出会ってしまった。

佐々木若菜に嫌われていたいという
要因のひとつに妙子の存在がある。

今の妙子には……俺しか居ない。

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