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風俗課に配属されました

第37章 五十嵐歩の恋愛事情①

久し振りに妙子以外の女を
抱いたという高揚感に浸っていた。

『五十嵐くん。ようこそ風俗課へ』

椎名課長は事を終えたばかりだというのに
息ひとつ切らしていない。

『え?だってまだ他にも……』

俺以外にも最終面接を待っている
男性社員が居るはず……

『私は自分の直感を信じるの。五十嵐くん
以外は考えられない』
『自分のどこが……』
『逃げ場が無い闇を抱えてそうだから。
女は弱いんだよね。そういうの』

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