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カラダからはじまった愛は~もうひとつのキセキ~

第3章 憧れ

 ホテルの中は窓から光が入り、少し明るいの部屋だった。カーテンをひき、瑠衣さんが照明を暗く落とした。

薄暗い部屋の中、瑠衣さんは上着を脱いで、そばに近づいてくれた。

ベッドの上でやさしく抱き合い、唇を重ねた。

言葉はなかった。なくてもふたりの想いは伝えあった。むしろ、言葉以上にお互いを感じていた。

「 …瑠衣さんが好き… 」

はだかで抱き合い、深いキス、瑠衣さんの両腕はしっかりと、からだを包んでくれていた。
瑠衣さんの全身から、愛しく想ってくれているのを感じていた。

こんなにも愛してもらって…

瑠衣さんが愛しい。

唇は首筋、胸、おなかと順に進んでいった。

瑠衣さんの感じてる声は喜んでいるのを感じていた。

おなかまで来たときにお産のあとがあった。

  「 …いや… 」

それでも、やさしくキスをした。

自分には、とてと愛しく感じた。

瑠衣さんのすべてが愛しい。

そう、伝えたかった。

瑠衣さんを愛してる。

自分の想いがはっきりしたことがわかった!

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