テキストサイズ

カラダからはじまった愛は~もうひとつのキセキ~

第1章 転勤

2階に上る途中

『いま番号を渡さないと渡す機会がなくなる』

そんな事を思って、すぐに戻り受付につながる扉を開けて

 「これ...
    なにかあったら連絡ください。」

瑠衣さんに番号を手渡せた。

こんな風にをするのは、実は初めてだった。

学生時代でも、合コンは付き合いで一度だけ、社会人になってからも、会社内での飲み会があったがそんな場面にもあわなかった。

自分でもおどろくほど、自然に行動していた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ