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カラダからはじまった愛は~もうひとつのキセキ~

第1章 転勤

話の流れで自然と自分の感じた事をそのまま言葉に出していた。

「 癒し って言われたのは、好きって言われるより 胸がキュンキュンした 」

心のどこかで、瑠衣さんから『私も好きです。』と言われるのを期待していた。

だけど

「この気持は育てちゃいけないって思ってるから」

とても、現実的な言葉だった。ただ瑠衣さんの様子は、自分の気持ちを抑えようとしているのが明らかにわかった。

そんな姿を見て、携帯番号を書いた付箋を渡せずまた2階に戻った。

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