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カラダからはじまった愛は~もうひとつのキセキ~

第2章 はじまりは

「これから仙台に行くんですよね、
       よかったら これ!」

瑠衣さんが、手作りのおにぎりを渡してくれた。
嬉しかった。

安心した。

気持ちはつながっている。

確かに感じた。

瑠衣さんとふたりで話したい。でも、そんな手段がどこにあるだろう。手紙も迷惑かけてしまうし、受付に近くにいては不自然だし。頭の中は瑠衣さんの事ばかり考えていた。

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