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カラダからはじまった愛は~もうひとつのキセキ~

第2章 はじまりは

おにぎりのおかえしをしたい。

気持ちのお返しをしたい。

瑠衣さんと何かつながるものを考えていた。

次の日、夕方からの打合せで1階に降りた。

給湯室前に瑠衣さんがいて、ドキドキしながら、お疲れさまと挨拶をした。

ふいに、直接、本人に聞けばいいんだ、と思い、
そのまま素直に聞いてみた。

「 悩みがあるんですけど 」自然に。

「 なんでしょうか 」

「 お返しはなにがいいのかな 」

形がなく、他の人にみられないもの。

『想い出』

作れたらいいなぁ。淡い期待をしていた。

 「 なにも、なにも ものはいりません!

   . . . 考えておきます 」

瑠衣さんは恥ずかしくしながら言ってくれた。

わずかな会話だったけど、嬉しい。少しずつだけど瑠衣さんを知れる大事な瞬間。

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