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☆時計じかけのアンブレラ☆

第14章 虹

side N

翌日は5人での収録だった。

他メンバーは、俺と潤くんのただならぬ雰囲気を感じとったみたいだった…。

「ねぇねぇ、翔ちゃん。あの2人どうしたの?怖いんだけど…」
「さあ?知らないよ。ケンカでもしたんじゃないの?智くん、知ってる?」
「…ん〜、うん。まぁ…」
大野さんが歯切れの悪い反応をする。

「ニノちゃん、どしたのよ?」
「ん〜、ちょっと潤くんといろいろあって…。まあ俺が悪いんだけどね」
「そうなの〜?早く仲直りしてね」
相葉さんの言葉に胸がキュウッと締めつけられる。
「わかってる…」

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