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☆時計じかけのアンブレラ☆

第16章 Be with you

「…かずとロケ行きたい」
「ふふっ。急に何?」
「今、ふと思った。こないだ桜見に行ったじゃん?楽しかったからまた行きたいなって」
「潤くん、ヒリヒリするの大好きだもんね(笑)」
「そんなことないけど(笑)。なかなかかずと2人って無い気がするから」
「考えてみれば…、ないかもねぇ」
「かずが外に出なさ過ぎなんだよ」
「日に当たることがないからね(笑)」
「俺は、かずと一緒に行けるならどこだっていいよ」
「ふふふっ////」
照れ笑いを隠すように、俺のことをバシバシ叩くかず。

「痛い、痛い(笑)。今度スタッフに打診しとくから」
「(この人マジだ…って顔(笑))
潤くん、やると決めたら早いもんね。
そういえばこないだ、翔ちゃんがキャンプがどうのこうの話してたな〜」
「キャンプいいねえ」
「マジ!?俺はヤダよ」
「かずを無理矢理連れてく(笑)」
「いやーー!でっかい虫とか出るよ!?」
「それはやだ」
「でしょ!?やめよう!(笑)」
即座に却下された(笑)。


そんなことを話している間に、ひよりがミルクを飲み終えた。

「やっぱり母親ってすげーなっ」
「慣れだよ、慣れ(笑)」
「潤くんが戻ってきたら俺もやらないとなあ」
「かず、イクメン化計画(笑)」
「何なのよそれ(笑)」

でも、かずは何でもすぐ出来るようになりそうだなあ(笑)。

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