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☆時計じかけのアンブレラ☆

第17章 同じ空の下で

side M


ひよりが5か月を過ぎた頃のこと。

あっと言う間に首も座って、最近寝返りも出来るようになって毎日が成長だなぁと感じていた。

しかし、あるとき人見知りが始まったのか、朝保育園に預けるときも俺にしがみついてギャン泣きするようになった。

帰ってきてからも俺にべったり…。

後ろめたさを感じながら、今日も仕事に向かう。

子どもながらに、俺と離れるのがわかっているんだろう。


俺…、こんなに仕事してていいのかな…。

家にいた方がひよりのためなんじゃないか……?


心の中でそんな悶々とした思いが募っていた。

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