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☆時計じかけのアンブレラ☆

第8章 言葉より大切なもの

「かず。ただいま」

「おかえり」

俺は平静を装いながら、チラッと潤くんの方を見て、すぐにゲームの画面に視線を戻した。

「何も変わりない?」

「うん。別に〜」

後ろで3人がクスクス笑っている。

潤くん、苦笑い。。


はぁ…。

わかってるよ。

素直じゃないって。

ほんとは今すぐ触れて抱き締めてほしい。

なのに、こんな態度をとっちゃう可愛くない自分に腹が立つ…。。

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