BOYチェンジGIRL~僕が変わればSEXも変わる~
第9章 過去と本音
久志「あいつは信用ならない」
明「何で」
久志「目見ればわかるんだよ、あいつの
目はおかしい、絶対何か企んでる」
明「それはお前だろう」
久志「聞けって」
明「あの人は母さんの知り合いなんだよ
変な人じゃないし大丈夫だって」
久志「明!!」
明「…」
母の知り合い
それだけで幸を信頼し
久志の言葉に耳を傾けなかった明
教師という社会的地位のある職業だから
下手な事はしないだろうと
思い込んでいた
一方的に…
明「…ただいま」
久志を振り切り家に入った明
すると玄関に見慣れた靴を見つけ
まさかと思い…
明「…」
母「お帰りなさい」
明「母さん、もしかして先生が…」
和彦「ご無沙汰してます」
明「先生…」
見慣れた靴、それは和彦のだった
会うのはあれ以来
家庭教師は辞めたらしいが和彦の身に
一体、何があったのか…
母「先生、大変な時なのに挨拶しに来て
くれたのよ」
明「何、大変な時って…」
和彦「…」