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明「…」

良太郎「明、待てって」

明「何だよ、ついて来るなよな」

良太郎「別にいいじゃん、どうせ一人で
暇してたんだろう」

明「誰のせいだと思って…」


良太郎が現れ
教室から逃げて来たが
良太郎は明の後を付いて回り離れようと
しなかった


明「お前のせいで俺はクラスで」

良太郎「あ、久志」

明「！！」


廊下を歩いていると
目の前から久志が近づいて来た
しかも一人ではなく初めて見る清楚系な
女子を連れて…


明「あ、久志、これは…」

久志「…」

明「勘違いするなよ、俺らは…」

久志「…」

明「あ、えっ…」

良太郎「今、目合ったよな…」

明「…」


確実に目は合ったし
久志は明の存在を確認していた
にも関わらず久志は明を無視し通り過ぎ
ていった

別に久志が誰といようが何をしようが
明には関係ないのだが
なんか…


良太郎「どうする」

明「…」

良太郎「二人の後、追いかける？」

明「はぁ？何で俺が…」

良太郎「気になってるくせに」

明「っ…」