BOYチェンジGIRL~僕が変わればSEXも変わる~
第12章 予想以上の痛み
♪~(インターホンが鳴る音)
明「…無視無視」
平日のこの時間
どうせ何かの勧誘だろうし
何より今はお腹が痛くて立ち上がれそう
にない
物音を立てないよう気をつけ
居留守をつかった
♪~(インターホンが鳴る音)
明「しつこいな…」
何度も鳴るインターホン
明も意地になり無視を続けたが
ドア越しに聞き慣れた声が聞こえ思わず
飛び起きた
明「この声、まさか先生…」
小さい声だったが
聞こえてきたのは和彦の声だった
こんな時間に訪ねて来るなんて急用かも
しれない
どうにかして立ち上がろうとしたが
生理のせいか貧血を起こし
顔面から落ちた
明「痛ったああ!!痛いぃ…っ」
机に顔面を思い切り強打してしまった明
血こそ出なかったが額は腫れ
こぶが出来ていた
和彦「二階堂さん?上がりますよ」
明「痛った…」
和彦「明さん!?明さん大丈夫ですか?
顔色が真っ青ですよ」
明「あっ、すいません…」
和彦「…」