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BOYチェンジGIRL~僕が変わればSEXも変わる~

第13章 トイレに隠れて



母「日焼けすると後々、シミになるから
ちゃんと紫外線対策するのよ」

明「…はいはい」


日焼けは気にしないが
後々、皮がむけて痛くなるし
スプレータイプならと軽い気持ちでそれ
を使った明

だけどそれは日焼け止めではなく
まさかの代物だった


明「…なんか…熱いな…」


気温は32°
真夏ではないが少し暑い
体が熱く火照り全身から大量の汗が出て
いた

日差しを避けハンカチで汗を拭いながら
明は和彦が待つ映画館へ
急いで向かった


和彦「…」

明「あ、いた…」


映画館の入り口に和彦は一人でいた
暑いのに中には入らず
立ったまま…


明「先生…」

和彦「明さん、こんにちは、どうしたん
ですか?」

明「母の代わりにチケットを届けに来た
んです、熱出しちゃって」

和彦「熱!?大丈夫なんですか?」

明「大丈夫です、寝てれば治りますから
それよりこれ」

和彦「…」

明「どうかしました?」

和彦「本当は一緒に見る約束だったのに
僕だけ見ていいのかなって…」

明「…」


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