BOYチェンジGIRL~僕が変わればSEXも変わる~
第17章 まさかの幼児化
久志「ホットミルク、作ったから」
明「…ありがとう」
久志「…」
明「…」
その瞬間、確信した
ホットミルクは明が久志の家に泊まると
お風呂上がりに用意してくれる
定番の飲み物で
つまり…
明「…ごめん」
久志「何だよ、急に」
明「渡したクッキー、実はあれ…」
久志「中に薬かなんか入ってたんだろ?
わかってたよ」
明「うぅ…ごめん…」
久志「俺も謝らないと、最初は記憶ない
けど途中から意識が戻ってきてさ」
明「途中って…」
久志「お風呂の時くらいかな」
明「…」
久志「色々ありがとう」
明「…別に」
久志「おばさんにもお礼、言っといて、
久しぶりに食べたおばさんの料理すごく
美味しかったって」
明「わかった、伝えとく…」
久志「今日は帰るだろう?送るよ」
明「…」
泊まるつもりだったが
薬の効果は切れ元に戻った久志
元に戻ったし泊まる必要はなくなったが
久しぶりに久志の家に来たし
不安だが今夜は…
明「いや、泊まるよ」
久志「俺ならもう大丈夫だって」
明「母さんに泊まるって言っちゃったし
別にいいだろう」
久志「明がいいなら別にいいけど…」
明「…」