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久志「そんな端じゃ狭いだろう？もっと
こっち来いよ」

明「…いい…大丈夫だから…」

久志「何もしないって」

明「…」


一つの布団
一つの枕を使い寝る二人

客人用の布団はなく久志が普段使ってる
布団で寝る事になったのだが
どうも落ち着かない

何もしないと言っているが久志の事だ
どこまで本当なのか
微妙だ…


久志「…」

明「…久志…まだ起きてる？」

久志「寝てる」

明「起きてるじゃん…」

久志「何、もしかしてしたくなった？」

明「…」

久志「冗談だって、何？」

明「いつから…」

久志「？」

明「両親、いつぐらいから…」

久志「…」


向き合うのが怖くて
久志に背を向けたまま聞いてみた

話したくない、話しにくい内容だったが
久志はため息をつきながらも
全部話してくれた