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明「…」

母「明ちゃんどうしたの、全然食べてな
いけど具合でも悪くなった？」

明「大丈夫、ちゃんと食べてるよ」

母「ならいいけど」

明「うんっ、美味しい」

幸「…」


豪華な料理
美味しそうな料理なのに
久志の顔が脳裏をよぎり集中出来ない

味が全くわからない…


明「…」


食べて食べて食べ続け全ての料理を
食べ終わる頃には…


明「うぅ…」

母「明ちゃん？明ちゃん」

幸「料理酒で酔っ払ったみたいですね、
幸せな人です」

母「嘘、料理酒で酔っ払ったの？」

明「もう食べられないよ…」


料理には多少なり
お酒やワインが使われていた
だけど調理でアルコールはほとんど飛び
なくなる

匂いが残っていても
ベロベロに酔っ払う程ではない
だけどお酒に弱いのか明は料理酒で酔い
寝てしまった


幸「起こしてもかわいそうだし明さんは
このままにして隣の僕の部屋で飲み直し
ましょうか」

母「そうですね」