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明「んぅ…っ…」

久志「…」


気持ち良さそうに眠る明
長居しすぎたしそろそろ戻らないと

だけど…


良太郎「久志、もう行くぞ」

久志「…」

良太郎「それともお前だけ残る？」

久志「…行くよ」

良太郎「…」


しばらく悩んでいたが
これ以上の長居は色々と危険な為
乱れた服を直し部屋を出て行こうとした
その時…


明「んんぅ…何で、何でだよ…」

良太郎「何、寝言？」

久志「明？」


寝言なのか突然喋り出した明

寝言のようだが、その内容は具体的で
まるである人物へ向けた
愚痴だった


明「何で…っ…何で連絡くれないんだよ
バカ野郎！！何で…」

良太郎「誰の事言ってんだ？」

久志「…」

明「会いたいっ…会いたい、よ…」

良太郎「明、泣いてるし、泣くほど会い
たい人って誰だろう」

久志「…さぁ」

明「バカッ…バカ野郎…」

久志「…」